< 仏教用語の対比表 >

Ekam sat vipra bahuda vadanti
真理は1つ。 しかし、賢者たちはそれを様々な名前で呼ぶ。




 仏教の教えで使われている用語と、それに対応?すると思われる言葉の対応表を作ってみた。
もともと、仏教もインド発信?のものであり、本質的には おなじことを指していると思われる。
間違っていたら ごめんなさい。


仏教用語
対応?する思われる言葉
 仏
 アートマ ブラフマ
 大日如来
 ヒラニヤガルパ   ガヤトリー マントラ
 存在するすべての生命は 別々でなく すべて繋がっている
 All are one, my dear sons ブラフマン
 仏様からの生命  シャクティ(みなもと・泉) プラーナ(生命の流れ) ソーハム(呼吸)
 仏様の智慧(叡智)  Jnana (英知)
 即身成仏
 kaivalya(カイバリヤ) 
 空
 アーカーシャム(空間)  
  唵(オン・オーム)  ブラフマー(生成)・ヴィシュヌ(維持)・シバ(破壊)の神の三位一体をあらわす

仏壇の前では 仏、ほとけ、と言うと、死んだ後の人を指すイメージであった。よく考えてみると、仏様は ほんらい 神様(アートマ ブラフマ)の意味だったのではないかと思う。 それが、一般の人にも分かり易いように、(何らかの形イメージとして)具現化したものをさすように変わっていったのではないだろうか。大日如来の光かがやくものとは、この形からなる世界(マーヤ)から脱却したときに現れる光の世界をさしているのだろう。



霊性を理解するのは容易ではないく、一足跳びに目標に達するのも難しい。そこで、古(いにしえ)の霊性の師たちは、学生たちが分かりやすいように、色々な道具や中間の段階を準備されたのだろう。


仏教用語
対応する内容?
 悟者   この世とそれ以外の、世界のつくりを理解すること。
  (まだ中間の段階で、最終目標に達したわけではない。)
 五重塔   この世を構成する5大元素(エーテル、風、熱、水、土)を 
  その生成順に上から象徴したもの。
 涅槃(ねはん)、 浄土(じょうど)   サンサーラからの脱却  とらわれないこと (まだ個別意識あり?)
 曼荼羅(まんだら)   実際には(形として)実在する訳ではないのだが、
  イメージして理解を助けるための道具。 
 不動   元来、唯一にして不動の存在であるものを
  示そうとしたのか。 





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  5th Release 2017/9/18