「私は、あらゆるものの根本原因である。・・・・ 私はSat・Chit・Ananda
サット・チット・アーナンダ である。また、私は(維持する力の)ハリであり、(破壊する力の)ハラでもある。この宇宙の創造は、なんと、私の意志によるものであり、本当の現実ではない。
息子よ! 汝を深く愛するが故に、この真実をそなたに語った。別のものたちは、この創造の秘密を理解することはできないだろう。・・・・」
"Bhagavatha Vahini"より。
Brahman ブラフマンとは何であろうか?
「わたしは、このとうり存在している。」 これは、Sat サットの反映である。
「わたしは、感じる意識をしている。」 これは、Chit チットの反映である。
自らが存在していることを、その根源の元を突詰めていくと、真我であるATMA アーマへと行きつく。
同時に、意識の元をその根源まで突詰めていくと、同じところのアートマに行きつくのであるが、この道、つまり意識の面からみると、Brahman ブラフマンである。
常識では信じがたいことであるが、ATMA アートマ はあらゆる物や人に共通に一つ、それだけしか存在しない。唯一それだけしか存在しないATMA アートマからはじまっているので、意識の面、つまり、Brahman ブラフマン はあらゆる物や人に広がっている。