< ブラフマンについてのひとりごと >
 
 

  「私は、あらゆるものの根本原因である。・・・・ 私はSat・Chit・Ananda サット・チット・アーナンダ である。また、私は(維持する力の)ハリであり、(破壊する力の)ハラでもある。この宇宙の創造は、なんと、私の意志によるものであり、本当の現実ではない。
息子よ! 汝を深く愛するが故に、この真実をそなたに語った。別のものたちは、この創造の秘密を理解することはできないだろう。・・・・」
"Bhagavatha Vahini"より。


Brahman ブラフマンとは何であろうか?

 

 「わたしは、このとうり存在している。」 これは、Sat サットの反映である。
 「わたしは、感じる意識をしている。」 これは、Chit チットの反映である。

 自らが存在していることを、その根源の元を突詰めていくと、真我であるATMA アーマへと行きつく。
 同時に、意識の元をその根源まで突詰めていくと、同じところのアートマに行きつくのであるが、この道、つまり意識の面からみると、Brahman ブラフマンである。

 常識では信じがたいことであるが、ATMA アートマ はあらゆる物や人に共通に一つ、それだけしか存在しない。唯一それだけしか存在しないATMA アートマからはじまっているので、意識の面、つまり、Brahman ブラフマン はあらゆる物や人に広がっている。
 

 
     
 
 

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  1st Release 2004/12/30c