<ビディヤ バヒニ>  




 1.
起源をもたぬものには「はじまり」はありません。それは、すべてのいかなるもの以前から存在しています。それに先立つものは何もありません。まさにこの理 由によって、それには「終わり」もありません。それは、それが意志するごとく遠くに広がり、それが感じるがままに多様に進行し、充満させることで それは 宇宙も満たしています。この最高の原理の知識が、Vidya(ビディヤ)であり、知識、英知、気づきなのです。


 12.
"Vidya"は、"vid" を根にして "ya"を付加したものです。 "ya" は 何か~するもの を意味し、"vid"は 光を意味します。そこで、「光を与えてくれるもの」が "Vidya" です。これは、この言葉の基本的な意味です。それゆえ、ブラフマ Vidya のみが "Vidya(ビディヤ)として知られるべきであることは明らかです。知識は光であり、無知は暗闇であると、古代の人は考えていました。

 

 

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2nd  Release 2011/1/16