<ダルマ バヒニ>
「人は自らをダルマに奉納し、いつもダルマに従事しなくてはならない。
そうすれば、・・・」
ダルマとは、小中学校のころ習ったもので言うと道徳(人として守る道)、仕事で言えば”行わなくてはならない仕事(義務)”、などが相当することのように思える。
ついこの間までは、日本は比較的安全で平穏無事な国であったが、これは、知らず知らずのうちに、我々が普段ダルマ(律儀さや勤勉さ)を実践してきたためではないかと思う。
この本の内容からは外れるが、パーンダヴァ家のユーディシラットをダルマ・ラジャ(ダルマの王)と呼び、ダルマの実践の例としてたとえられている。