< 規律と学校 >
ご多分に漏れず、私も、インドのプラシャンティ・ニラヤムに行こうと考えたことがあった。
ガイドブック「聖地へ」(SSOJ編)の中でに、わざわざ枠で囲まれた、下記のような記述があった。
なぜ私たちの組織には、こんなにも多くの規制があるのですか?
規制と規則、 自制は、自己実現のゴールに至る王道である。
それらは、単に縛り規制し管理するためのものではない。
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心は、迷い惑わされ易いものだ。 規制は、そうした心の迷いを制御するためにある。
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苗木は動物に荒らされないように、垣根で守らなければならない。
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苗木が大きな木となれば、以前、それを荒らそうとした動物たちは、今度はそこに逃げ場を求めてやってくる。
規制は心の防御柵である。
色々な分野で、 例えば、家電商品の品質を維持するために、なんらかのRegulation(規制規則)は必要である。
そおしないと、多分、無法状態になって 粗悪なものが出回って 多大な害が発生するだろう。
人間とは弱いもので、とかく自分たちの都合のよい方に傾きがちである。なので、なんらか縛るものが必要だ。
そして、その人が成長し、誘惑にまどわされることがない確固たる信念と実践が確立されれば、規則の学校にどどまる必要はないのかもしれない。
1st Release 2017/1/6