本当のプラシャンティ　ニラヤムは、自分の心の中にあると思っている。
 

心の中といってもそれは揺れ動く外界の世界にある訳ではなく、内側の世界の、アートマに近ずくほど、静かになって、アーナンダが近くなってくる。

このプロセスはよく、眠りに例えられる。

• 普段見ている、この世界；　外界
• 夢を見ている世界
• 熟睡して、意識感覚がない世界；　よく覚えていないが、後で、よーく寝むって気持ちがよかったと感じる世界。
• アートマ。この世から隔離され、時間もない、何もとらわれない、唯一それだけ存在する、不動の世界。

普段は、眠りのときにしか経験できないはじめの３つのプロセスを、自分の意志によって行い、意識的に静かな世界に戻っていくと、そこに至高の静寂プラシャンティがある。プラシャンティはもともとアートマの性質なのだ。

確かに、物理的なプラシャンティ　ニラヤムは、インドにあるそうだが、本当のプラシャンティ　ニラヤムは、だれの心の内にも存在するように思える。