余計なひとこと。<新たに、真実を受け入れるにあたって>



   計算で物体の位置を決定することができる古典的な物理学から、物質のありかを確率的にしか表現しない量子力学と言った考え方の根本がまったく違った概念を学ぶときのように、霊性(spirituality)を学ぶにあってもまず大切なことは、今までの自分の考えや常識では否定されてしまうような、未知なる真実、つまり、その人にとっては新たな真実を少しづつ認めはじめることである。

素粒子物理学の実験には、リング型をした巨大な実験設備などが必要となるが、幸いなことに、霊性の実験室は、自分の経験や自分の心であり、その現象を自分自身で実際に確認していくことができるのである。それも、普段の仕事場や生活場そして家の中で十分である。

霊性修行の方法は色々あって、迷ってしまうかもしれないが、その中でも、ババの薦めるLove All, Serve All.は、誰でも行うことができ、かつ、安全な方法である。Serve all,、無私の奉仕は、エゴの除去につながる。最後に神に戻るときにはエゴを捨てさらなくてはならないのだから。

さいごに余談ではあるが、神の姿を心に念じながら、神の名を唱えることも、また最高の業であると思う。
 

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1st Release 2004/11/23c