このJiva(個人)は 何時 終局にいたるか?
Jivaの終局とは、つまり、ATMA アートマがそのJiva(個体)を完全に吸収することである。
それは、3界の大きな劇の中での、演じる役を終わるときである。
逆に言うと、自分を個別したものと視ることを止めたときである。
劇の終わりが近づいてくると、身近な出来事や色々な兆候(例えば、こわれるとか)から、「このお話もそろそろ終わりだな。」と、感じてくる。
だんだん分かってくると、この世が毒のように思えてきて、この世から早く卒業したいという気持ちで一杯になっている。
通常は、この世に生まれてきた分のカルマ(役目)はディスチャージし(役目を果たしきり)、逆に、将来、また厄介事に自らはまらない様に、将来のカルマが蓄積しないようにこころがけるらしい。普通の一般的な暮らしをしていて、このように心がけることは結構難しことだ。
なので、すべれはブラフマの意によって為されていると考えるべきである。
でも結局、このお話は あくまで ATMAが主体者であり、我々は、それに踊らされているだけなので、ATMAのみが、Jivaの終局を知っているのかもしれない。数あるアーナンダがまたアーナンダに帰するとき。